群馬県様

――群馬県さんにはブームリサーチだけでなくSNS分析レポートも活用いただいていますね。

小出様：はい、群馬県では各所属がSNSアカウントを運用していて、私が所属する知事戦略部 メディアプロモーション課では、分析対象としたTwitterアカウント11個を取りまとめて分析することが任務になります。トライバルさんにはブームリサーチと合わせて、キーワードや各アカウントの現状把握と、改善策の提案をまとめたレポートを月次で納品いただいています。

――ブームリサーチと月次レポートを活用することで得られた成果などはございますか？

小出様：SNS分析レポートを元にSNS活用のためのヒントを明確にできたり、事業を立ち上げる際などの根拠として資料の一部を活用させていただいています。実際の事業に展開された例はまだ多くはありませんが、「根拠を持った政策立案」という目的に沿った発想という側面で、どのようなデータを元にするのがよいか、具体的かつ新たな示唆を得られていることは一つの成果だと思います。また、SNS分析レポートを庁内で展開するにあたっては、「これも調べたい」という要望や「これはなぜ」といった声などが上がり、各課とのコミュニケーションの活性化にも繋がっていると感じています。

その他にも、これまで紙ベースでのアンケートは複数実施してきましたが、年齢層の高い回答者の割合が高いので回答内容に偏りが出てしまったり、選択肢の順番が回答に与える影響、ポイント付与システムを利用したアンケートで真摯に回答を得られていないケースなどの懸念点が複数ありました。一方ソーシャルリスニングツールでは、調査目的ではない生の声を拾えているという実感があるので、生活者が本当に感じていること、考えていることを収集できていることは私達の事業戦略にも活きてくると考えています。

――ブームリサーチのカスタマーサクセスに何かご意見はありますか？

小出様：手厚くサポートいただけていると感じています。オンラインでのサポートを何度もお願いしていますが、その都度柔軟に対応していただけているので、疑問点など迅速に解消できているのが嬉しいです。また、SNS分析レポートの内容についても、私達からお伝えした考え方や希望を迅速に反映していただき、納品いただく度に内容がブラッシュアップされていっている点も大変助かっています。

――ありがとうございます。最後に、今後もっとクチコミを使って挑戦したいことがあれば教えてください。

小出様：これまでは既存の各事業に関するタイトルやキーワードの分析だけを行ってきましたが、今後は各事業を実行する前に、起用タレントのイメージ確認やどんなキーワードであれば取り上げられやすいのかといった、キーワード決定における事前準備にも利用していきたいと考えています。ソーシャルリスニングは活用の幅が広く、まだまだ様々な使い方があると感じています。カスタマーサクセスにもご意見をいただきながら、より事業を成長させるため様々なことに挑戦していきたいですね。


――本日はありがとうございました！