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コラム

【2022年8月更新】ソーシャルリスニングのための予備知識!ソーシャルメディアの概況まとめ

【2022年8月更新】ソーシャルリスニングのための予備知識!ソーシャルメディアの概況まとめ
ソーシャルリスニングをおこなう前に、分析対象とするソーシャルメディアについても知っておきましょう。はじめに、ソーシャルメディアとは何かを理解し、各ソーシャルメディアごとの特徴を把握すると共に、予備知識としてアップデートの内容やお役立ち情報についてもおさえましょう!

この記事では、各ソーシャルメディアの紹介に加え、月間アクティブユーザー数(MAU:Monthly Active Users)や直近の機能追加情報など、ソーシャルメディアの概況をまとめました。


【目次】

  1. ソーシャルメディアとは

  2. 国内の主要ソーシャルメディアの種類

  3. LINE

  4. YouTube

  5. note

  6. Twitter

  7. Instagram

  8. Facebook

  9. TikTok

  10. まとめ

ソーシャルメディアとは

ソーシャルメディアとは、そのプラットフォーム上で情報を発信したり、発信された情報へ反応したりするような、ユーザー同士の双方向コミュニケーションが発生するメディアのことです。

代表的なものとして、FacebookやInstagramなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)、ブログ、YouTubeなどの動画共有サイト、LINE等のメッセージングアプリ、価格.comや食べログなどの情報共有サイトなどがあります。

ソーシャルメディアの種類と代表的なサービス例
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平成27年版 情報通信白書 第2部 第2節 図表4-2-1-1「ソーシャルメディアの種類と代表的なサービス 」を参考に、弊社にて作成

ソーシャルメディアには、ユーザー同士のつながりややり取りを促進させるような様々な仕組みがあり、ユーザーが快適、且つ安全に利用するためのアップデートが頻繁におこなわれています。

2000年代以降、ソーシャルメディアは世界的に普及しました。日本では、2011年頃からスマートフォンの急速な普及がおこり、それに伴ってソーシャルメディアは更にユーザーの生活の中にとけこみ、カメラや位置情報など、スマートフォンの様々な機能と連携することで一層活用されるようになりました。
参考:総務省 情報通信白書平成29年版 第1章 スマートフォン経済の現在と将来


国内の主要ソーシャルメディアの利用状況、ユーザー層、特徴


2022年8月時点での国内における主要ソーシャルメディアの利用状況や利用しているユーザー層、各ソーシャルメディアの特徴をまとめました。

ソーシャルメディアは、日本国内でも多くのユーザーに使われていることがわかります。

国内主要ソーシャルメディアの概況
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参考:2022年8月更新!性別・年齢別 SNSユーザー数(Twitter、Instagram、TikTokなど13媒体)
LINE Business Guide 2022年7月-9月期
noteの月間アクティブユーザーが6,300万突破。法人利用も半年で倍増の1,600件に。
Twitter Japan(@TwitterJP)のツイート
Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破

次に、各ソーシャルメディアの概要、利用状況、主な機能・用語、お役立ち情報について紹介していきます。

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LINE 日本の「生活インフラ」となったメッセージングアプリ

概要

ユーザー同⼠であれば国内・海外、通信キャリアを問わず、無料で⾳声・ビデオ通話やチャットができるメッセージングアプリです。個人間はもちろん、複数人でチャットや音声通話、ビデオ通話をすることも可能です。2011年6⽉にサービスが開始され、現在は日本、タイ、台湾、インドネシアの4ヵ国を中心に、17言語に対応したサービス展開を行っています。
参考:wikipedia LINE (アプリケーション)

一般ユーザーは無料で利用することができます。企業が公式アカウントを利用する場合は、月ごとに送付したメッセージ数等に応じ、費用が発生します。

LINE公式アカウントを活用すると、さまざまなオプション機能を利用することができます。自動応答メッセージの設定や、動画・画像を使った配信メッセージの送信など、用途に合わせたオプション機能が充実しています。

これによって、友だち登録をしてくれたユーザーと効率よく、深い「つながり」を作り続けることができます。

利用状況

国内のMAUは9,200万人以上で、日本人口の約70%が利用しています。性別は、やや女性が多く、女性52.8%、男性47.2%です。年齢は、すべての年代で幅広く利用されています。職業は、会社員の利用が最も多く、次いで主婦・パート・アルバイトをしているユーザーに多く利用されています。

LINEのユーザー属性(性別・年齢・職業)
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LINE Business Guide 2022年7月-9月期より抜粋

主な機能・用語

トーク(チャット)や音声通話・ビデオ通話
LINEユーザー同⼠であれば、個⼈間はもちろん、複数⼈でもトーク(チャット)・⾳声通話・ビデオ通話を無料で利⽤することができます。トークでは、テキスト・スタンプ・写真・動画・⾳声メッセージ・位置情報・⾳楽などをスピーディーにやり取りすることができます。


スタンプ・絵⽂字、着せかえ
様々なスタンプ・絵⽂字を利⽤できます。また、「着せかえ機能」を活用して、LINEアプリのホーム画面、アイコン、トークなどを自分好みにカスタマイズすることもできます。
参考:LINE Business Guide 2022年7月-9月期

お役立ち情報

「LINE VOOM Studio」を提供開始
LINE VOOMは、2021年11月に「タイムライン」を一新し提供開始された、ショート動画などが楽しめる動画プラットフォームです。このLINE VOOM専用の管理画面「LINE VOOM Studio」がリリースされました。投稿作成や投稿に関する分析、コメント管理など、LINE VOOMに関する機能が集約されたため、より便利になりました。
参考:「LINE VOOM Studio」のリリースに伴う仕様変更について
LINE VOOM

総合学習プラットフォーム「LINEキャンパス」がスタート
LINE株式会社では、「LINE公式アカウント」「LINE広告」を利用しているユーザー向けに、運用に必要な知識やスキルを習得できる総合学習プラットフォーム「LINEキャンパス」をオープンしました。
受講することで、アカウントを開設しても「どう運用したら良いかわからない」「やりたいことがあるのに実現方法がわからない」といった状況の解決につながります。
参考:初心者から運用経験豊富な方まで幅広い学習コースをご用意 全27コース、約90を超えるレッスンを全て無料で受講可能

「ステップ配信」の機能追加が実装
LINE公式アカウントの「ステップ配信」とは、あらかじめ設定した条件に一致したユーザーに対して、複数のメッセージを自動で配信できる機能です。

この機能にステップ配信の開始条件と、メッセージの配信条件の分岐に「オーディエンス」(指定した条件をもとに作成されるユーザーのグループ)が設定できるようになりました。ユーザーごとにより適したコミュニケーションをとることが期待されます。
参考:開始条件と配信条件の分岐に「オーディエンス」が追加可能に
「ステップ配信」機能の基本と業種別のおすすめ設定を紹介

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YouTube コロナでの外出自粛が追い風に テレビ視聴も増加中

概要

オンライン動画共有サイトです。ユーザーは動画のアップロード、閲覧、評価、共有、コメント、他ユーザーのチャンネル登録などを行うことができます。

ユーザーは、YouTube上の検索で閲覧したい動画を見つけて視聴します。

基本的に閲覧は無料ですが、有料の動画もあります。また、特定のサイト・URL、通知からの経由のみで視聴できる限定公開の動画もあります。

会員登録していなくても多くの動画を閲覧することができますが、動画のアップロードや動画の評価やコメント、再生リストの作成には無料の会員登録が必要です。

利用状況


2021年5月時点での国内のMAU(18歳以上)は6,900万人以上です。

コネクテッドテレビ(インターネットに繋がれているテレビ)で視聴しているユーザーは2,000万人以上で、テレビ画面でのYouTube視聴が増加しています。このうちの20%以上は、ほぼテレビ画面からの視聴をおこなっていて、視聴時間の90% 以上を占めます。

これまでの、「いつでも好きな時に、好きな場所で、一人でも楽しめるYouTube」から、「リビングに家族で集まって楽しむ、家事をしながら楽しむYouTube」へと変化しています。
参考:「テレビでYouTube」が月間 2,000 万人に急成長中ーーコネクテッドテレビ広告、スマートニュースやパナソニックはこう使った

また、日本における40~60代の77.3%がYouTubeを視聴しているという調査結果も出ており、若年層に人気のイメージが以前はあったYouTubeですが、年代を問わず人気なプラットホームへと変化しています。
参考:2022年8月更新!性別・年齢別 SNSユーザー数(Twitter、Instagram、TikTokなど13媒体)

実際にYouTubeへ動画を投稿したことがあるユーザーは男性が7.3%、女性が2.3%と男性の方が高くなっています。中でも、10代の男性が投稿する割合がもっとも高く16.4%、続いて、20代男性が11.5%でした。女性はどの年代でも5%未満にとどまりました。

前世代での利用率は高いYouTubeですが、動画を投稿したことがあるユーザーはまだ多くないようです。

性年代別 YouTubeの投稿率
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NTTドコモ モバイル社会研究所 YouTube認知率96.9% 利用率6割超え:一方、投稿率は5%程度を参考に弊社で作成

最近ではライブ動画の配信プラットフォームとしてもYouTubeは活用されています。

ライブ動画サービスの利用率(月1回以上視聴)と配信率(月1回以上自分自身が配信)は、利用率、配信率、共にYouTube ライブが最も高いです。

とはいえ、ライブ動画の利用や配信をするユーザー自体まだ少ないようです。

ライブ動画サービスの利用率・配信率
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NTTドコモ モバイル社会研究所 ライブ動画サービスの認知率ニコニコ生放送・YouTubeライブが5割超:個人での配信率は1%未満を参考に弊社で作成

参考:WELCOM TO THE BRANDCAST HUB
「テレビでYouTube」が月間 2,000 万人に急成長中ーーコネクテッドテレビ広告、スマートニュースやパナソニックはこう使った
45 歳〜 64 歳の 75% が見る YouTube、幅広い世代で効率よく認知を獲得した「なんぼや」の事例も
NTTドコモ モバイル社会研究所では、2021年1月にスマホ・ケータイ所有者の動画サービス利用とYouTube利用動向について調査

主な機能・用語


YouTube検索
YouTubeでは、毎分500時間以上の動画がYouTubeにアップロードされています。

この膨大な動画の中から、閲覧したいものを見つけるのに役立つのが「検索ランキングシステム」です。動画を分類し、ユーザーの検索に最も関連性の高い動画を表示させます。

最適な検索結果を提供するのに、3 つの主要要素「関連性」「エンゲージメント」「品質」を重視しています。この主要要素に加えて、ユーザーの検索履歴や再生履歴が考慮されて検索結果が表示されます。
参考:YouTube 検索

おすすめ動画の表示
ホーム画面上と動画視聴中に表示される 「次の動画」におすすめの動画が表示されます。

動画の再生履歴や検索履歴(有効にしている場合のみ)、登録チャンネルなどを考慮して、より興味がありそうな動画をユーザーに表示します。その際、ユーザーが住んでいる国や時間も考慮しているので、ユーザーが住んでいる地域に関するニュースを表示することも可能です。

その他の要素としては、同じ動画をおすすめされた他のユーザーが最後まで視聴したかどうか、おすすめ動画の精度に対するアンケート結果などを考慮して表示されます。
参考:おすすめの動画

お役立ち情報


YouTube ショート
「YouTube ショート」とは、最長60秒の縦型動画を閲覧、作成、公開できる機能です。スマートフォンがあれば、どこでも簡単に動画を作成することができます。また、YouTube上にアップされた音楽や音声を利用して動画を作成することもできます。

YouTubeショートの発展に寄与したクリエイターに対して報奨金を支払うプログラムが用意されていることからも、YouTubeショートに対するGoogle社の本気が窺えます。
参考:YouTube ショート のご紹介
YouTube ショートの利用を開始する



通常の動画に対する投げ銭機能の追加
「Super Thanks(スーパーサンクス)」機能で、既にクリエイターが投稿している動画に一定の金額を送ること(投げ銭)ができるようになりました。これまでは、ライブ配信やプレミア公開の中で投げ銭ができるようになっていましたが、通常の動画に対して投げ銭ができるようになりました。
参考:YouTube クリエイターの新たな収益源としてSuper Thanks を追加

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note だれもが創作を楽しんで続けられるようなメディアプラットフォーム

概要

noteは、クリエイターが文章や画像、音声、動画などを簡単に投稿することができるメディアプラットフォームです。

サービス提供が始まったのは2014年です。


ユーザーは記事に対してコメントしたり、「スキ」をつけてリアクションしたり、他のソーシャルメディアへ投稿することができます。

また、気に入ったクリエイターの記事を購入したり、応援したいクリエイターに対して一定の金額を送ることもできます。クリエイターが販売する記事の価格は、クリエイター自身で設定することができます。

ニューヨークの街のような、さまざまな文化圏の人が共存する場所を目指していることから、記事のランキングがありません。その代わりに、「編集部のおすすめ記事」があります。

ブログとよく似ていますが、収益方法が異なります。従来のブログは、広告を表示したり、アフィリエイトで収益を得る広告収入型のビジネスモデルでしたが、noteはユーザーの有料記事販売、定期購読、サークル活動をおこなう際のプラットフォーム利用料、法人からの月額利用料、コンテスト開催時のスポンサー費などで収益を得ています。ですので、広告表示がありません。
参考:noteは7周年をむかえました #note7周年
noteの特徴、使い方、機能紹介
note社のビジネスチームで働くことに興味をお持ちの方へ

利用状況

2020年5月時点の国内のMAUは6,300万以上で、会員登録数は260万人になりました。2019年9月末から、8か月でMAUは3倍以上に増加しています。

1日あたり平均2.6万件の記事が投稿されています。また、累計1,600件の法人アカウントも開設されました。
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noteの月間アクティブユーザーが6,300万突破。法人利用も半年で倍増の1,600件に。の図から引用

ユーザー数が急激に伸びた背景としては、新型コロナウイルスに関する情報発信や新しい生活様式に関する記事が多く投稿され、人々の関心を引いたことが考えられます。
参考:noteの月間アクティブユーザーが6,300万突破。法人利用も半年で倍増の1,600件に。

主な機能・用語


記事
「テキスト」「画像」「動画」「音声」「つぶやき」の5つを使って記事を作成することができます。また、作成した記事を有料化することも可能です。


サークル
クリエイターが月額会費制のオンラインコミュニティを手軽に始められる機能です。サークルのオーナーは、最大5つのサークル(プラン)を運営することができ、参加メンバーの管理をおこないます。

プランの内容や月額費用、特典などはオーナーが自由に設定することができます。
※すべてのプランはnote事務局による審査を通過することが必要です。

マガジン
クリエイター自身が作成した記事や他のクリエイターの記事をまとめられる機能です。オリジナルの雑誌や単行本をつくる感覚で利用できます。

マガジンに追加できる記事数に制限はありません。自身のマガジンを販売したり、他のクリエイターと共にマガジンを運営することも可能です。
参考:noteヘルプセンター 機能について

お役立ち情報

PayPay利用が可能に
有料コンテンツの購入時に、クレジットカード決済や携帯キャリア決済だけでなく、PayPayでも支払うことができるようになりました。
参考:noteの有料コンテンツを「PayPay」で購入できるようになりました!

有料会員向けの複製機能をすべてのクリエイターが利用可能に
複製機能は、公開済みの記事や下書き記事を複製して、新たな記事をすぐにつくることができる機能です。これまでは有料会員のみ利用が可能でしたが、無料会員でも使えるようになりました。
参考:記事の複製が1クリックで完了!創作を支援する機能をまとめて紹介
記事の「複製」が可能に!プレミアム会員向け機能をリリースしました

iosアプリが「ダークモード」に対応
iOSアプリの最新バージョン(6.0.0)で、画面の配色を黒基調に変更する「ダークモード」が使えるようになることで、記事の読み書きがよりしやすくなりました。
参考:noteのiOSアプリが「ダークモード」に対応!暗いところでも画面が見やすく、目の負担も少なく

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Twitter 情報伝達の速さが魅力のSNS

概要

「ツイート」と呼ばれる半角280文字(全角の場合は140文字)以内のテキストや画像、動画、URLを投稿できるSNSです。

アカウント名を自由に設定でき、且つ複数アカウントを作成できるため、目的や用途に応じてアカウントを複数使い分けているユーザーもいます。

「リツイート」という機能によってツイートが他のユーザーへ拡散されるため、情報伝達の速さも特徴です。いま話題になっていることをリアルタイムで知ることに適したサービスです。

利用状況

公式Twitterのツイートによると、国内MAUは4,500万以上です。

2021年1月のNTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、Twitterの認知率は全体で86.9%でした。

利用率(月に1回以上利用)は全体で約4割ですが、特に若年層で高く、10~20代女性は8割を超え、10~20代男性も7割以上でした。

投稿率(自分自身で投稿)は全体で17.3%で、利用率と同様に若年層ほど高く、10代女性で5割、20歳女性で4割をこえました。10~20代男性も約4割がツイッターで発信していました。


Twitterの認知率・利用率・投稿率の調査結果
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n=8,249
NTTドコモ モバイル社会研究所 男女に人気のツイッター・利用率10~20代男女で7割超、女性に人気のインスタグラム・利用率10~20代女性で8割超を参考に弊社で作成
参考:Twitter Japan(@TwitterJP)からのツイート
NTTドコモ モバイル社会研究所 男女に人気のツイッター・利用率10~20代男女で7割超、女性に人気のインスタグラム・利用率10~20代女性で8割超

主な機能・用語

ツイート
Twitter上で発信するメッセージのことです。テキストと共に、画像やGIF動画、動画を投稿することも可能です。

フォロー
他のアカウントをフォローすることで、そのアカウントからのツイートがタイムラインに表示されるようになります。

また、フォローしたアカウントに何らかの更新があると、自身のタイムラインに表示されます。

フォロワー
自身のツイートを受け取るアカウントのことです。フォロワーのホームタイムラインには自身のアカウントのツイートが表示されます。

フォロワーは自身のフォロワーリストから確認ができます。

返信(リプライ)
他のアカウントのツイートに反応することです。返信するには、ツイートの返信アイコンをクリックまたはタップしておこないます。

返信した場合、その返信はツイートとして自身のプロフィールページのタイムラインに表示されます。

リツイート
ツイートを再びツイートすることです。自身のツイートや他のアカウントのツイートをリツイートすることができます。これによって素早く情報を共有することが可能です。

リツイートアイコンとツイートをリツイートしたアカウントの名前が表示されていることが、通常のツイートとの違いです。
参考:ツイートの種類について
フォローについてのよくある質問
ダイレクトメッセージについて
返信と@ツイートについて
リツイートについてのよくある質問

お役立ち情報

Twitterのコミュニティ
ユーザー同士が関心のあるトピックについてつながり、共有しあうための場所です。

コミュニティは、Twitterユーザーによって作成され、管理されます。管理者とモデレーターは、コミュニティのルールを実施し、コミュニティが有益で楽しいものになるようにします。

コミュニティに参加するためには、パブリックアカウントが必要です。また、メンバーシップの種類により参加方法が異なります。1、オープンメンバーシップのコミュニティの場合、コミュニティページのコミュニティ名の下にある 「参加する」 ボタンをクリックすると、コミュニティのルールがポップアップ表示されます。「同意して参加する」をクリックすることにより参加ができます。2、メンバーシップに制限があり、メンバーによる招待が許可されているコミュニティの場合、コミュニティページの 「参加をリクエスト」 ボタンで参加のリクエストを送信できます。リクエストはモデレータに届き、承認されることで参加ができます。モデレーターチームから招待されたユーザーは自動的に承認されます。3、「参加をリクエスト」のみのタイプのコミュニティの場合、メンバーの夜招待の昨日がないことを除いては2の場合と同じプロセスになります。

コミュニティのツイートは、コミュニティ内でのツイートとなり、基本的にはフォロワーにはチェックされません。メンバーのホームタイムラインには反映され、Twitterプロフィールに表示されません。

メンバーはいつでもコミュニティから退出できます。

コミュニティを検索で見つける場合、Twitterの検索画面でTwitterのコミュニティに設定されているURLの頭部分である「url:twitter.com/i/communities」と検索すると全てのコミュニティが表示されます。

1つ以上のコミュニティのメンバーになると、iOSのTwitterアプリ内またはtwitter.comのサイドバーにコミュニティのタブ、またはアイコンが表示されます。そこからコミュニティを見つけることが可能です。

まだコミュニティに入っていないユーザーでもこちらから「コミュニティを見つける」のページに移行できます。
参考:Twitterのコミュニティについて

Twitterサークル
限られたユーザーとだけツイートを共有する機能です。

Twitterサークルは、ユーザーが特に関心のあるトピックにつながり、共有し、より身近なものにするための専用の場所を提供しています。

Twitterサークルのメンバーは作成者が選びます。Twitterサークルで共有されたツイートには、そこに追加されたユーザーだけが返信したり、反応したりすることができます。

作成できるTwitterサークルは、1アカウントにつき1つのみで、追加するユーザーは、最大150アカウント(フォローしていないアカウントを含む、すべてのTwitterアカウントが対象)までです。

Twitterサークルに追加されたユーザーは、そのサークルで共有されているツイートと返信を見ることができます。

Twitterサークルのメンバーは、サークルのツイートを表示させたくない場合、作者や会話をミュートすることが可能です。
参考:Twitter サークルで、限定されたフォロワーとの会話を楽しみませんか
Twitterサークルについて

Twitterスペース
Twitter上でリアルタイムの音声による交流ができます。

スペースを作成したユーザーを「ホスト」、ホストから発言する権限を与えられたユーザーを「スピーカー」、ホストおよびスピーカーの発言を聴けるユーザーを「リスナー」と呼びます。また、ホストと同等の権限を持つ「共同ホスト」もあります。

スペースは一般公開されているため、ホストをフォローしていなくてもリスナーとして参加が可能です。

スペース内ではホスト、共同ホストを含め、最大13名がスペース内で同時に発言することができます。リスナーの数は無制限です。
参考:Twitterスペースについて

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Instagram フォトジェニックなコンテンツで人気のSNS

概要

2010年よりサービス提供が開始されました。現在はMeta社(旧Facebook社)の傘下となっています。

Instagramは、写真や動画を共有できるSNSです。テキストよりもフォトジェニックな写真や動画がコミュニケーションの起点となることが多いです。

Instagramでは、投稿にハッシュタグをつけることにより、写真や動画を検索しやすくする文化があります。ユーザーは、興味のある画像や動画の情報をハッシュタグ検索から集めることが可能です。

また、「発見タブ」機能は、ユーザーがフォローしているアカウントや「いいね!」した写真や動画などの行動履歴に基づき、コンテンツが自動で表示されます。発見タブを閲覧することで、ユーザーは新しいコンテンツやユーザーと出会う機会を増やすことができます。

メディア内に情報を拡散させる機能がないため、ユーザーはハッシュタグを検索したり、発見タブ機能をつかったりすることで新しいコンテンツと出会う機会を得ています。
参考:Instagramの月間アクティブ利用者数が全世界で7億人を突破
ヘルプセンター [検索&発見]に表示される写真や動画はどのように選ばれるのですか。

利用状況

Meta社によると、2019年3月時点での国内のMAUは3,300万以上です。そのうち、男性の利用者は43%、女性の利用者は57%とやや女性の方が多く利用しています。

デイリーアクティブアカウントの70%がストーリーズ機能を利用しています。

また、日本の利用者がハッシュタグ検索をする回数は世界平均の約3倍であり、ストーリーズの活用、ハッシュタグの検索は頻繁におこなわれています。
参考:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破

2021年1月のNTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、Instagramの認知率は全体で8割を超えていました。
Instagramの利用率(月に1回以上利用)は全体で約3割で、特に若年層の女性が高く、10~20代女性は8割を超えていました。

投稿率(自分自身で投稿)は全体で13.8%でした。10代女性で52.5%、20代女性で46.7%と約半数がInstagramで発信していました。

Instagramの認知率・利用率・投稿率の調査結果
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NTTドコモ モバイル社会研究所 男女に人気のツイッター・利用率10~20代男女で7割超、女性に人気のインスタグラム・利用率10~20代女性で8割超を参考に弊社で作成

主な機能・用語

フィード
投稿は一定の枠内に表示され、削除しないかぎりアカウントのプロフィールに残ります。フィルター機能で加工することもできます。

ストーリーズ
フルスクリーンで表示され、保存しない限り24時間で消えます。ステッカー、絵文字、GIFなどを使って投稿する写真や動画を加工することもできます。

24時間で消えるという特性を活かして、ライブ感のあるものや、タイムリーなコンテンツでフォロワーとつながるために活用されることが多いです。

ハイライト
これまでに作成したストーリーズを、プロフィール上にまとめて表示させておくことができます。ハイライトは、プロフィールから削除しない限りいくつでも保存しておくことができます。

リール
15~90秒の縦動画の投稿・視聴ができる機能です。音源やARカメラエフェクトなど、さまざまなツールを使って動画を撮影・編集することができます。動画はフルスクリーンで表示され、スクロールすると次の動画が再生されます。

投稿したリール動画は、自分のアカウントをフォローしているユーザーのフィードにも表示されます。

また、公開アカウントが投稿したリール動画は、発見タブのリール動画専用スペースに表示され、より多くのユーザーに閲覧される可能性があります。
参考:Instagramのストーリーズとフィード: イメージと使われ方の違い
Instagram Storiesにハイライトとアーカイブ機能が登場
Instagram、短尺動画を作成・発見できる新機能「リール」を発表

お役立ち情報

リール動画にタグ付けするクリエイターのカテゴリー表示が可能に
2022年4月25日、リール動画にクリエイターのアカウントをタグ付けする際、アカウント名だけでなく、「ダンサー」「写真家・フォトグラファー」「メイクアップアーティスト」など、クリエイターのカテゴリも表示できるようになりました。

動画や写真などのコンテンツを制作する際、各クリエイターがどのような役割で関わったのかといったクレジット情報を分かりやすく表示することができます。

また、コンテンツを目にするユーザーにとっても、新たなクリエイターを発見するきっかけになります。
参考:Instagram、リール動画にタグ付けするクリエイターのカテゴリを表示できる機能を導入

お気に入りのアカウントやフォローしているアカウントの投稿だけをフィードに時系列表示できるオプションが登場
2022年3月23日、新たなフィードの表示オプションとして、「お気に入り」と「フォロー中」を導入することが発表されました。

ユーザーの興味関心に合わせて投稿の表示順が変わる既存の「ホーム」表示と異なり、「お気に入り」と「フォロー中」は投稿が時系列で表示されます。

このオプションが増えることで、より自身にあった利用ができるようになります。
参考:Instagram、お気に入りのアカウントやフォローしているアカウントの投稿だけをフィードに時系列表示できる2つのオプションを新たに導入

ライブ配信にモデレーターを設定できる機能を導入
2022年3月11日、Instagramライブにモデレーターを設定できる機能を導入することが発表されました。

モデレーターは配信中にコメントを報告したり、特定の視聴者をライブ配信から外したりすることが可能です。クリエイターなどの配信者は、嫌がらせなどネガティブなコメントをする視聴者の管理をモデレーターに任せ、ライブ配信に集中することができます。
参考:Instagram、ライブ配信にモデレーターを設定できる機能を導入

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Facebook 世界中で最も多くのユーザーに利用されるSNS

概要

Mata社が運営するインターネット上のコミュニティサイトです。

実名登録が基本で、実際の人間関係に基づいたコミュニケーションが発生しやすいのが特徴です。投稿は閲覧制限や表示制限をかけることによって、見せたい相手の範囲を指定することが可能です。

また、ビジネスでのFacebook活用(Facebookページの活用)も行われています。Facebookページは、会社名、商品名、ブランド名などで作成されるビジネス向けページです。個人ページもビジネス用のFacebookページも無料で作成することができます。

利用状況

2019年時点での月間MAUは2,600万です。
参考:フェイスブック ジャパン長谷川代表が語る「退任の真意」--独占ロングインタビュー

主な機能・用語

タイムライン
プロフィールのページです。自身の投稿や画像、自身がタグ付けされた投稿、友達が書き込んだ投稿などが時系列で表示されます。

ニュースフィード
ニュースフィードには、利用者にとって興味関心がありそうな投稿が表示されます。投稿は、以下の要素をもとにFacebookが推測しています。

・Facebook上で頻繁に交流・閲覧しているアカウントの投稿
・反応頻度が高いコンテンツの種類(写真、動画、リンクなど)
・いいね!、リアクション、コメント、シェア数が多い投稿
 ※特に利用者がよく交流しているアカウントからの反応が多いもの

Facebookグループ
ユーザー同士でコミュニティをつくり、交流することが可能です。個人アカウント、Facebookページ、両方で作成が可能です。
参考:ニュースフィード
ヘルプセンター グループへの参加と交流

お役立ち情報

「Facebookリール」をグローバルで提供
2022年2月22日、iOS及びAndroidにおいて、Facebookリールが日本を含む世界中の150を超える国に提供されることが発表されました。

クリエイターが収益を更に得るための広告のテストがされたり、リミックス機能などの新しい機能を導入したり、Facebookリールがより視聴・作成しやすくされます。
参考:「Facebookリール」を日本を含むグローバルで提供拡大、クリエイター収益化をサポート

Facebook上でインストリーム広告を提供開始
長さ1分以上の動画コンテンツの再生前後や再生途中に、15秒の広告を挿入できるようになりました。

インストリーム広告は、これから投稿する動画だけでなく、既に公開済みの動画にも挿入ができます(ただし、2021年11月16日までに投稿されたものに限る)。

インストリーム広告を配信するには、利用資格を満たすことが求められます。
参考:Facebook上でインストリーム広告を提供開始し、クリエイターの収益化を支援

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TikTok 一気にユーザー数を伸ばした短尺動画共有サイト

概要

中国のByteDance社が提供するサービスで、15秒~10分の短尺動画を撮影し、音楽やハッシュタグなどを付けて共有することができる動画共有サイトです。

動画の編集機能が多彩で、ユニークな動画の作成が誰でも簡単にできるのが最大の魅力です。「0.5倍速」「2倍速」というように、動画の速度を調節できたり、アプリ内の加工機能を使ってアプリ上でコンテンツが作れるようになっています。

利用状況

2018年時点でのMAUは950万人でした。ユーザーがエンゲージメント(いいねやコメント、シェア)をする割合は91%で、ユーザーの動画の投稿率は66%でした。
参考:「TikTok」、クリエイター育成プログラムを開始--2018年のMAUは950万人

若年層に人気で、2021年11月のNTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、小学生低学年女子でTikTokが他のメディアよりも利用率が高いことがわかりました。

小中学生のメディア利用率(サービス別)
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小学校低学年 n=161,小学校高学年 n=161,中学生 n=173
NTTドコモ モバイル社会研究所 【子ども】SNSの利用上昇傾向 中学生では9割を超えるを参考に弊社で作成

また、各メディアの利用率の経年変化をみていくと、小学校低学年では2021年にTikTokの利用率が特に上昇し、LINEと同水準になりました。2021年のTikTokの利用率は、小学校高学年では3割弱、中学生では5割弱になりました。

小中学生のメディア利用率 サービス別の経年変化
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小学校低学年 n=161,小学校高学年 n=161,中学生 n=173 ※TikTokは2019年より調査開始
NTTドコモ モバイル社会研究所 【子ども】SNSの利用上昇傾向 中学生では9割を超えるを参考に弊社で作成

主な機能・用語

動画の作成
リミックス、デュエット、カメラツール、エフェクトなど、複数の機能を活用して魅力的な動画を作成することが可能です。
参考:動画の作成

おすすめ(レコメンド)機能
今まで閲覧してきた動画のジャンルや内容、視聴時間によって、おすすめの動画を表示します。この機能によってユーザーは新しいコンテンツに出会うことができます。

おすすめに表示される動画は多くの要因によって決定されていますが、その一例はこちらです。
・「いいね」や「シェア」、アカウントのフォロー、コメント投稿、作成したコンテンツなど、そのユーザーの行動
・キャプション、サウンド、ハッシュタグといった動画の情報
・デバイスとアカウントの設定
参考:TikTokヘルプセンター おすすめ
TikTokが「おすすめ」に動画をレコメンドする仕組み

トレンドと検索
「トレンド」を使用するとTikTok内の豊富なコンテンツから気になるもの(人気の動画、ハッシュタグ、クリエイター、スポンサーコンテンツなど)を見つけ出すことができます。

また、気に入った動画に「いいね」を表示させたり、シェアすることも可能です。
参考:トレンドと検索
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お役立ち情報

誰でも気軽にエフェクトが作成できる「Effect House」がスタート
2022年4月12日より、ユーザーが気軽にエフェクトを作成できる「Effect House」の公開ベータ版の運用が開始されました。以前はTikTok公式制作のエフェクトのみが利用できましたが、オリジナルのエフェクトをつくることができます。

▼「Effect House」の詳細、ダウンロードはこちら
https://effecthouse.tiktok.com/?lang=ja-jp
参考:TikTok、誰でも気軽にエフェクトが作成できる「Effect House」の公開ベータ版の運用を開始!

最大10分までの動画をアップロード可能に
アップロードできる動画の長さの上限が10分に延長されました。数年前から動画の長さを徐々に伸ばしており、当初の15秒から60秒へ、そして2021年7月には3分へと延長していた。より自由でクリエイティブなコンテンツが作成されることが期待されます。
参考:TikTok expands max video length to 10 minutes, up from 3 minutes

最後に

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ユーザーにとってより便利に、より使いやすくなる改善がおこなわれているので、ぜひチェックし、マーケティングコミュニケーションの1つとして活用してみてください!

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