ソーシャルリスニング分析事例 2021年の新語・流行語大賞のノミネート語のクチコミを調べてみた!
2021年も残すところ約1か月となりました。そんな中、今年も年末の風物詩である「ユーキャン 新語・流行語大賞」のノミネート語が発表されました。
昨年の新語・流行語大賞では、年間大賞としての「3密」に加え、「アベノマスク」「GoToキャンペーン」など、新型コロナウイルス関連の言葉が多く受賞していたことが印象的でした。また、「愛の不時着」「あつ森」「鬼滅の刃」などの人気のドラマ、ゲーム、アニメに関する言葉も受賞していました。
今年はどんな言葉が受賞するのか、気になりますね!
この記事では、2021年の新語・流行語大賞ノミネート語が、ソーシャルメディア上で実際どれくらい語られていたのか、調査した結果をご紹介します。どのノミネート語が今年の新語・流行語大賞に選ばれるのかを予想しながら、記事を楽しんでいただけると幸いです!
2021年 ユーキャン 新語・流行語大賞のノミネート語とは?
2021年のノミネート語は、2021年11月4日に発表されました。
毎年30語がノミネート語として選出され、その中から年間大賞が1つ、「トップテン」として年間大賞を含む10個の新語・流行語が選ばれます。過去、年間大賞が2つ選ばれた年や、トップテンとは別に「選考委員特別賞」がもうけられた年もありました。
今年のノミネート語は、東京五輪やパラリンピック関連の言葉が9つ、新型コロナウイルス関連の言葉は7つ含まれています。やはり今年あった話題が色濃く反映されていますね。
年間大賞とトップテンは2021年12月1日に発表される予定です。
2021年 ユーキャン 新語・流行語大賞 ノミネート語 一覧
「ユーキャン 新語・流行語大賞 第38回 2021年 ノミネート語」を参考に、弊社が作成。
参考URL:https://www.jiyu.co.jp/singo/
ノミネート語のクチコミ数を調べてみた
2021年1月1日~10月31日の期間中、ソーシャルメディア上※1でノミネート語がどれだけ語られていたのか、ソーシャルリスニングツール「ブームリサーチ」を用いて調べました。
以下、クチコミ件数の多い順にノミネート語を並べた結果です。
2021年ユーキャン 新語・流行語大賞 ノミネート語のクチコミ件数ランキング
※1:調査対象メディアは、ブログ、掲示板、2ちゃんねる、Twitterです。Twitterは、オーガニックツイート(一次発信)を対象とし、実際のデータの1/10量を取得しました。
1位は、人気アプリゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」の「ウマ娘」でした。プレイヤーがトレーナーとなり、「ウマ娘」と呼ばれるキャラクター達を育成するシミュレーションゲームです。ゲーム内では、実際の競馬のようなレースや、勝利した際の「ウイニングライブ」などが楽しめます。
2位から4位にかけては、新型コロナウイルス関連の「副反応」「変異株」「自宅療養」という言葉が並びました。今年も新型コロナウイルスは猛威をふるい、その影響が大きかったことがうかがえます。
5位は「マリトッツォ」でした。マリトッツォは、イタリアで古くから食べられていたブリオッシュ生地にクリームをたっぷりはさんだ丸型のパンです。日本では今年になって人気に火が付き、パン屋さんやコンビニ、食料品店、専門店など、多くの店舗で販売が始まりました。
最後に
今年もあと少しになりました。今年あった出来事を振り返りながら、新語・流行語大賞を予想してみるのはいかがでしょうか?
Boom Research 概要資料
ソーシャルリスニングツール「Boom Research」の概要資料です。調べたいキーワードを入力するだけで、 そのキーワードが ソーシャルメディア上で 「どれだけ」「どのように」「なぜ」 クチコミされているのかが瞬時に把握できます。